赤ちゃんのおむつ替えの時に使える便利グッズは?

最近では育児に役立つ便利なグッズも増えてきており、おむつ替えの時に使えるグッズも様々あります。

 

 

紙オムツだとふたつきおむつ用バケツやおしり拭きナップ、おむつ用ごみ箱、布おむつを使っている場合だとおむつライナーやおむつ用つけおき洗剤、おむつ用バケツ、おむつ干しなど。

 

ふたつきおむつ用バケツは、お母さんの手を汚さないペダルオープン式で、ふたの内側に取り換え用の脱臭剤がセットされているので、臭いもシャットアウトできます。

 

おしり拭きナップはお尻のくびれなど、細かいところまでしっかり汚れを拭きとれます。

 

ない場合はぬるま湯で湿らせたガーゼやコットンでもOK。

 

綺麗になったらお尻を乾かしてからオムツを付けるようにしましょう。

 

 

そして紙オムツの悩みの一つはゴミの処理で、ゴミ出し日までに溜まってしまう使用済みのオムツは密閉しておきたいものです。

 

そこで、いちいちふたを全開しなくても使えるおむつ専用のごみ箱なら、キッチンやベビー子―にも置けるので便利です。

 

紙オムツを捨てる時のマナーとしては、ウンチがついたままの紙オムツを捨てるのはいけないので、固形物はちゃんとトイレに流すようにしましょう。

 

ウンチを取り除いたら紙オムツを手前からくるくる丸め、おしっこの場合はそのまま丸めてもOKです。

 

紙オムツを丸めたら両サイドのテープで固定すれば、後は捨てるだけ。

 

紙オムツは各自治体によって不燃物、可燃物の指定が異なるので、自分の住んでいる地域の指定をちゃんと確認して捨てるようにしましょう。

 

 

そして、おむつライナーは薄くてかさばらない特殊紙で出来ており、オムツの上に重ねて使い、固形物のウンチをキャッチします。

 

おむつの汚れや傷みを軽減してくれますし、洗って繰り返し使える布製もあります。

 

おむつ用のつけおき洗剤は大腸菌などを徹底的に取り除き、敏感肌の赤ちゃんでも安心して使えるので、汚れたおむつは洗剤を溶かした水につけておいてまとめて洗濯機で洗います。

 

おむつ用バケツは汚れたおむつをどんどんバケツの中に入れていき、おしっことウンチを別々につけおきしておきます。

 

小さめのバケツを2つ使っても良いですし、2つに分かれたタイプならスペースも節約できていいですね。

 

おむつ干しは一般用の洗濯物干しでも大丈夫なんですが、枚数が多く長さや幅もあるので一度に干せて場所も取らない専用のおむつ干しがあると便利。

 

たたんだ時にコンパクトなものを選ぶのもポイントですね。

 

オムツの当て方や使い方って?②

布おむつを出産準備として揃えるなら、とりあえずオムツ20枚とおむつカバー3枚を最低限用意しておくといいですね。

 

布おむつの種類は輪形おむつ、成形おむつがあり、輪形おむつは0cmくらいの幅の布を輪形に縫い合わせた昔ながらのオムツで、市販のものは手作りより縫い合わせが目立たずたたみやすいようで、性別や体型に合わせてたたみ方を工夫できるのもポイントですね。

 

成形おむつは、カバーにピッタリ収まるように立体的に裁断、縫製されたおむつでたたむ手間がなく、かさばらないのでお尻がスッキリ。

 

洗濯ものを干す時も場所を取らなくて便利な反面、厚みで乾きにくいというデメリットもあります。

 

 

そしてオムツカバーも種類があり、ウール、コットン、ポリエステルなどがあります。

 

目の粗いウールは通気性が良く、赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐため肌の弱い新生児向きです。

 

ただ、その分他の素材に比べて防水性が劣り漏れやすいのが難点で、最近では漏れ防止加工したものも出ています。

 

コットンは通気性が高くさわやかな肌触りが人気の綿素材で、特に初夏生まれの赤ちゃんにはお勧め。

 

プリントや柄物もあり、肌着の感覚で選べるのも良いですね。

 

 

そして、防水性に優れたポリエステルなどの化繊素材は、今では通気性もどんどん向上して「もれない、むれない」というオールマイティーなものも登場しています。

 

また、洗濯後に乾くのが早いというメリットもポイントの高いところですね。

 

オムツの当て方や使い方って?

特に生まれたての赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲むたびにうんちやおしっこをするので、赤ちゃんと相性のいいおむつを選び、こまめに替えてあげることが大切。

 

洗濯したり干す手間の要らない紙おむつはお母さんの家事の時間を大幅にカットしてくれるので、今では紙おむつを利用しているお母さん達がほとんどですね。

 

 

ですが、ゴミを出さない布おむつもエコロジカルな視点からも見直されています。

 

100%布おむつだとお母さんの負担はたいへんなものですが、うまく紙おむつを取り入れながらしてみるとお母さんの負担も減っていいかもしれませんね。

 

 

そして、新生児期に使う紙オムツは一日平均して約10枚。

 

紙おむつは一見どれも同じに見えますが、大きさや素材、機能などが微妙に違うので、試供品やママ友との交換などでいろいろ試してみて赤ちゃんの肌や体型にマッチするものを見つけましょう。

 

ももにしっかりフィットするように股の部分にぐるりと立体ギャザーがついていますが、メーカーごとに独特の工夫が施されていて足回りの漏れを防ぐので、フィット具合をチェックして赤ちゃんの体形に合ったものを選びます。

 

また、吸収体に水分を閉じ込めて肌に触れるおむつの表面をサラサラに保ちます。

シート自体が通気性がいいので中の湿気を外に逃がし、ムレやかぶれを防ぐ効果もあり、肌の柔らかい赤ちゃんにはこの通気性がポイントになりますね。

 

ただ、長時間当てっぱなしにしていると通気性もダウンしてかぶれを起こす原因にもなるので注意しましょう。

 

紙オムツ選びのポイントって?

ねんねの時期の赤ちゃんのウンチは緩めであり、ゆるゆるウンチはオムツの上で広がってしまうので、太もものつけ根からだけでなく、背中から漏れないかどうかがオムツの選び方と使い方のポイント。

 

また、この時期は肌が特に敏感なので、できるだけかぶれにくいものをオムツ選びの第一条件にあげている人が多いようですね。

 

使い方の注意としては、おしりを拭いた後完全に乾かすこと。

 

乾かないうちにオムツを当ててしまうと、蒸れて汗疹や湿疹、かぶれができることがあるので注意しましょう。

 

そして、サイズ選びのポイントは、おなか回りと太もも回り。

 

お腹回りに指1本分のゆとりがあり、太もも回りはギャザーが優しくフィットして隙間がないものがいいですね。

 

見るからにぶかぶかし過ぎているものや、内ももや太ももの後ろ側に隙間があくのは大き過ぎる証拠です。

 

また、紙おむつ事態の大きさは同じでも、ギャザーの強さや幅、細かさによってフィット感が違ったり、体重の割に体が締まっている赤ちゃんでは「AブランドだったらLサイズだけど、BブランドだったらMサイズ」という場合もあります。

 

メーカーによってサイズは微妙に違うんですね。

 

なので、何種類かのオムツを使ってみることで違いが分かり、オムツ選びの基準になります。

 

卒乳・断乳のタイミングはいつ?

子供が1歳の頃になってくると「断乳・卒乳」という言葉が気になってくる頃だと思います。

これは母乳に限らず、ミルクの場合でも哺乳瓶ともさよならするということ。

最近では自然卒乳が良いとかいろいろ言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

皆さんが断乳を考える理由は様々だと思います。

子供が1歳になったらなんとなく考える方もいますし、母乳の出が悪くなったために泣く泣く断乳するケース、乳歯が生えてきておっぱいを噛まれて痛い思いをして断乳を決意するママ、仕事復帰をすることを考えて仕事復帰の前に断乳を考えるママなど。

また、最初は食事から十分に栄養を取れないためおっぱいやミルクから栄養を得ていますが、離乳食がだいぶ進んできたらタイミングを見て卒乳する赤ちゃんもいます。

 

でも子供が1歳になったからといって「そろそろ卒乳させるころかしら」と神経質になることはないのです。

 

今までは検診でも「まだおっぱいをあげている」とは言いたがらない人が多かったそうで、断乳できない子とはよくないことという意識から、早めに断乳させるママもいました。

 

ですが、母乳やミルクをあげるひとときを赤ちゃんとのスキンシップの時間と考えれば無理に断乳する必要はないんですね。

 

ただ、それでも中にはママの都合や体調などから断乳をしなくちゃいけないという方もいるかと思います。

 

なので、断乳すると決めたのなら計画的に断乳していくことが大切です。

 

特に母乳育児をしていたママの場合はおっぱいをいきなり立つと断乳によって乳腺炎になってしまうこともあるので、いきなりやめようとするのではなく、飲ませる時間や回数を徐々に減らしていき、段階を踏みながら計画的に断乳を進めていくようにしていきましょう。

 

質の良い母乳を与えるには?

母乳の原料は実は血液から作られていることをご存知でしょうか?

 

運び込まれた血液は乳腺で乳汁に作りかえられ、作りかえられた乳汁は乳管を通って一時的に乳管洞に溜まり、赤ちゃんが乳首を吸うことで乳口から出てくるのです。

 

赤ちゃんはママの母乳から栄養を吸収しているため、栄養のある母乳を飲ませてあげたいと思うなら、ママ自身が母乳に良い生活を心掛けることが大事なんです。

 

 

特に食生活はママの血液を作る原料であり、母乳に大きく影響してくるので、まずは食生活から見直していきましょう。

 

甘いものや脂っこい物、脂肪のあるものを摂り過ぎると高カロリーで脂肪分の多いドロッとした母乳になり、詰まる原因になるのでできるだけ控えるようにします。

 

また、高脂肪・高カロリーの食べ物以外にも香辛料や刺激物、アルコール類、食品添加物の多いものも避けるようにしましょう。

 

「これを食べれば母乳の出が良くなる」という食べ物はないので、赤ちゃんに栄養のある母乳を飲ませたいなら、偏食せずに様々な食材をバランスよく食べることが大事です。

 

 

そして、ママの普段の生活やケアについてですが、母乳の分泌を良くするためには睡眠と休息は必要で心身のリラックスが大切です。

 

ただ、一日横になっていればいいというわけでもなく、適度に体を動かすことで血液循環も良くなり、母乳の分泌も高まります。

 

授乳の姿勢は腰や肩が凝りやすいので、授乳や家事の合間に背中や腕の筋肉を伸ばしたり、腰をゆっくりまわしたりしてストレッチを行うと良いでしょう。

 

 

また他にも、体を冷やさないように調節したり、ストレス・不安を溜めないように自分なりのストレス発散法を見つけたり、適度な運動や休息を心掛けるなど、血液の循環が良くなるように意識することが質の良い母乳を作るために大切なことなのです。

 

ミルクを飲ませる時は?

ミルクを飲ませる時は赤ちゃんのあごに清潔なガーゼを挟み、煮沸綿でふいて清潔にします。

 

そして、空気が入ると赤ちゃんはうまく飲むことができないので、哺乳瓶は傾けて乳首までいっぱいにミルクを満たして飲ませてあげます。

 

口のところにそっと哺乳瓶を持っていくと赤ちゃんは上手に口に含み、グッグッと力強く吸いだします。

 

ミルクの減りに応じて空気が入らないように哺乳瓶を傾けながらいつも乳首のところにミルクが満ちているように心掛けましょう。

 

授乳時間は約10~15分くらいが目安になりますが、飲み方が遅くなった時は無理に飲ませる必要はありません。

 

 

そして、ミルクを飲ませた後はそのまま寝かせてしまうとミルクを吐いてしまうことがあるため、授乳後は縦抱きにして背中を軽くたたくか、さするかしてゲップを出してあげましょう。

 

注意していてもやはりミルクを飲む時に一緒に空気を飲みこんでしまうからなんですね。

 

なかなか出ない時にはしばらく縦抱きにしているとスムーズに出ます。