卒乳・断乳のタイミングはいつ?

子供が1歳の頃になってくると「断乳・卒乳」という言葉が気になってくる頃だと思います。

これは母乳に限らず、ミルクの場合でも哺乳瓶ともさよならするということ。

最近では自然卒乳が良いとかいろいろ言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

皆さんが断乳を考える理由は様々だと思います。

子供が1歳になったらなんとなく考える方もいますし、母乳の出が悪くなったために泣く泣く断乳するケース、乳歯が生えてきておっぱいを噛まれて痛い思いをして断乳を決意するママ、仕事復帰をすることを考えて仕事復帰の前に断乳を考えるママなど。

また、最初は食事から十分に栄養を取れないためおっぱいやミルクから栄養を得ていますが、離乳食がだいぶ進んできたらタイミングを見て卒乳する赤ちゃんもいます。

 

でも子供が1歳になったからといって「そろそろ卒乳させるころかしら」と神経質になることはないのです。

 

今までは検診でも「まだおっぱいをあげている」とは言いたがらない人が多かったそうで、断乳できない子とはよくないことという意識から、早めに断乳させるママもいました。

 

ですが、母乳やミルクをあげるひとときを赤ちゃんとのスキンシップの時間と考えれば無理に断乳する必要はないんですね。

 

ただ、それでも中にはママの都合や体調などから断乳をしなくちゃいけないという方もいるかと思います。

 

なので、断乳すると決めたのなら計画的に断乳していくことが大切です。

 

特に母乳育児をしていたママの場合はおっぱいをいきなり立つと断乳によって乳腺炎になってしまうこともあるので、いきなりやめようとするのではなく、飲ませる時間や回数を徐々に減らしていき、段階を踏みながら計画的に断乳を進めていくようにしていきましょう。