赤ちゃんにも日焼け対策が必要?

人間の皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分かれていて、表皮は上から順に角層、顆粒層、有棘層、基底層があり、ベビーのお肌は大人に比べて表皮や真皮が薄くお肌の潤いを守る皮脂膜も少ないので、バリア機能が未熟で外からの刺激にとても敏感です。


そのうえ汗っかきなので、トラブルを起こしやすい状態になっているわけなんです。

なので、バリア機能が薄くて刺激に弱いベビーの肌は大人と同じ時間日に当たっていても、紫外線のエネルギーが肌のより深くまで届いてしまうので、あっという間に日焼けしてしまいます。

赤ちゃんの肌はトラブルを起こしやすいので、大人以上に気を付けてあげなくてはいけませんね。

 

そして、紫外線には波長が長い順にUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)があり、紫外線の中で最も波長の長いUVAは、肌の奥深く、真皮まで達してしまいます。

日焼けをすると肌の色が濃くなるのはUVA、赤く炎症するのはUVBの仕業ということです。

 

また、1日のうちで最も紫外線の多い時間帯は10~14時。

UVBは夏になると冬よりも5倍近く多くなり、曇りの日はある程度さえぎられていますが、UVAはくもりでも冬でもでも降り注いでいるので、油断するとジワジワと日焼けすることになってしまうので要注意です。